タイム・スリップ
[作者:えりんこ]
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〜41章〜
そして、あの日から何ヶ月かたったある日。
未来は1枚のレコードを買った。
「さざなみLP」
たまたまアパートに引っ越してきた時に、押入れの奥にレコードプレイヤーを見つけたので、
CDを少し我慢して、レコードを買った未来は急いでアパートへ戻った。
「よっしゃ!買ったぞぉ!LP!」
今日の日のためにホコリをかぶっていたレコードプレイヤーを念入りに掃除し、レコードを出した。
「ブッ・・・・」
針を落とし、そのレコードに耳をすませた。
「霧雨にぬれてたら〜」
そんな風にさざなみLPは始まった。
「あぁ。やっぱり眠い!うぅ・・・でも聞きたい・・・」
そんなことをつぶやきながら、未来は横になっていた。
そして、いつものように眠りの世界へと落ちていった。
遠くで声がした。
「未来なの???」
とても聞き覚えのある優しい声だった。
〜完〜
感想:なんだか長々となってしまいました。
スピッツの歌に出てくる『君』を未来に置き換えて作りました。
ありえない話が数多くあり、すいません・・・
私が未来になりたいでs(殴
ありがとうございました!^^
とっても楽しかったです♪
↓目次
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