オルニチンの疲労回復による朝すっきり効果

アミノ酸で疲労回復に効果を発揮すると言われているものがあります。
それは、遊離アミノ酸の一種であるオルニチン(ornithine)です。このオルニチンは、肝臓の働きを助け、結果的には疲労回復効果があると言われています。
オルニチンを多く含む食材は、しじみが有名で圧倒的です。他には、マグロやヒラメ、あとチーズやパン、エノキダケ、だだちゃ豆あたりも少量ですがオルニチンが含まれています。
また、体内でアルギニンを分解することによっても生成されます。
それでも、毎日、体に必要なオルニチンが不足しがちになるのが現実で、サプリメントで補うのも有効な方向だと思います。

体が疲れる原因はいろいろありますが、その中でも気を付けないといけないものは肝機能の低下です。
なぜかというと、肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、肝機能が低下していても、痛みも違和感も感じにくいと言われています。 肝臓は生体の化学工場とも呼ばれており、栄養素の分解・合成・貯蔵・そして解毒作用を行っています。
特に厄介なのがアンモニアです。アンモニアはたんぱく質が代謝する際などに体内で発生しますが、体内に溜まったアンモニアは病気の原因となったり、体にとって必要なエネルギーの生成を邪魔します。 「オルニチンサイクル（尿素回路）」というアンモニアを代謝する経路で働き、アンモニアの解毒作用を助けています。
最近疲れやすいと感じる場合は、肝機能の低下（オルニチン不足）も疑ってみてください。

朝が目覚めにくい、ついつい二度寝してしまう。朝起きても昨日の疲れが残っている。という方は、体に疲れが溜まっている可能性があります。
効果は人それぞれですが、オルニチンをサプリメントで定期的に摂取して肝機能を高めるのを一度試してみたら良いかと思います。

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