スピッツの曲にまつわるオリジナル小説

スノードロップ (作者:香夜)

スノードロップ 【プロローグ】

何年後も
何十年後も・・・

しわくちゃのおばあちゃんになっても
君のトナリでずっと笑っていたい―



たとえ 足をとられて つまずいても


君となら  どこまででも 歩いていける




たとえ 世界中が 敵で溢れ返っても


君となら どんな嘘でも とりあえず信じてみようと思えるの




ねぇ、
君の瞳はあたしをどういう風にうつしてる?


ただの幼なじみ?
ただの女友達?


それとも・・・


神さま お願い・・・
どうか あたしを彼のトナリにいさせて
他にはなんにも いらないから・・・

そんくらい  好きだよ

香夜 著