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惑星のかけら  [作者:麻愛紗]

■1

碧いこの惑星に・・・

惑星(ホシ)のかけら

夜の空には、今日も星達が輝いている。
昨日見た星とは違う輝きが、この惑星に届いている。

・・・私にはまだ、忘れられない人がいる。

その人は、綺麗な人でした。
外見だけじゃなくて、心の中までも・・・
私は、姉のことが好きでした。尊敬もしていました。

・・・姉は、本当に綺麗な人でした。
外見だけじゃなくて、心の中までも・・・
私は姉のことを、女性として・・・人間として、尊敬していました。

・・・なのに、ある日突然、姉はこの世界からいなくなってしまった。

・・・それから、もう3ヶ月が過ぎようとしている。

今になって、思い出したことが幾つか・・・
生前、姉が話してくれた言の葉達。

 

・・・ある晴れた春の日、私達の父親が別の世界へと旅立った時に話してくれた こと。

・・・その時の、私と姉との会話が1番に思い出せた。
そして、何故忘れていたのかわからないくらい、鮮明な記憶となった。

 



↓目次

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