スピッツの歌詞解釈のコーナー

恋する凡人 by ユキヒョウ


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

俺は音楽に恋している凡人だ。天才ってわけじゃない。
みんな狂ったみたいに平凡な「日常」に飲み込まれていく。
この世の中で、音楽だけで生きていけるのか、俺は試されている。
「どうやって俺の音楽を伝えたらいいのか?」
だなんて誰からも教わってなんかない。
自分で考えるんだ。

「変わりたい、有名になりたい」って何度思ったことか。
妄想だけの夢物語じゃなくって理想を現実変えたい。

今走って行くんだ、逆境の中を。
明日の生活が見えなかったとしても。
ロックのためなら何でもできる。
意味なんて関係ない。
俺のことは誰にも止められない。

「お前は所詮凡人なんだから
『ロッカーになれる』だなんてただの思い込みだよ。」
ってまともな職についている周りの人たちは言う。
狂ってるのは俺の方なのか?支えてくれる人もいなくなってった。

自分のことを見つめなおしてみる。
「夢をあきらめるのか?」

そんなわけない。

そうだ、走って行くんだ逆境の中を。
あえて厳しい道を進んでいく、矛盾だらけって思うだろうけれど。
人間の原始的な素直な感覚に戻って、
何もかもに感動してそれを伝えられるような人間になろう。

そして俺はビッグになって君の憧れになりたい。

もう音楽をやめようって思ったこともあった。
でも音楽への情熱が失われることは無かったんだ。
ロックっていう素敵な音楽に、生まれて初めて出会ったときからずっと。

今走っていくんだ、逆境の中を。
明日の生活が見えなかったとしても。
ロックのためなら何でもできる。
意味なんて関係ない。
俺のこの情熱は誰にも止められない。

走っていくんだ、逆境の中を。
ロックンロールに対する愛の熱に浮かされながら。
定まっている道ではないし、厳しい道のりだけど、
俺はロックンロールの道を突き進んでいくって決めたんだ。

この決意はこれ以上は歌詞にあらわせない・・・




ユキヒョウさんからの投稿です。

「恋する凡人」の歌詞解釈をしてみました。
素敵な女性に対する強烈な愛が伝わってくるこの歌ですが、
解釈によってはマサムネさんのロックへの熱い想いにもとれる気がして、
今回は後者の立場で書いてみました☆