スピッツの歌詞解釈のコーナー

群青 by ぱんち


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

昔の夢を、下らないと笑った。
もし君が叱咤しなかったら、僕はずっとこのままだっただろう。
どうして君は、人の暖かみを知っている。

―優しかった時の 心取り戻せ―

子供の頃、当たり前に出来ていたことが、
大人になると何故かできなくなるんだ。
今は、そんなのただの偽善にしか思えなくて・・・
まるで鳥のような君になれるかな、なにもかも取っ払ってしまいたい。
君が空よりも青く見えたよ。

決めたんだ。どんなに時間がかかっても、
この海のように大きな気持ちを持ちたい。
昔や今にとらわれても、明日と前を見つめて歩こうと思う。
少しづつね。
今は届かない、僕から君は遠すぎて。
でも、もう諦めたりしない。
たとえそれで馬鹿にされても、恥をかいても、
それが僕だと、胸を張れるように。
不思議だね、そんな風に思ったら、
いつもの道に、小さな花を見つけたよ。

人の一生って、波のようだね。
押し寄せる困難を乗り越えても、生きる分だけずっと続くんだ。
でも、逃げないでたちむかった向こう側に、君がいるから。
僕は僕さ、君にはなれない、そして昔の僕にも戻れない。
涙は流れて、乾いた心をもう一度濡らした。

―優しかった時の 心取り戻せ―

今は偽善でも、いつか本物になれるように。
君の背中はまだ遠い、ありのままの心で僕は、走り出す。
いま、君の見ていた風景が見えた。



ぱんちさんからの投稿です。