正夢 by ずぼら
（注） 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
寝癖の付いたままの頭で急いで家を飛び出した。
明け方の夢をボーっと考えながら。
いつもなら寒くて嫌なはずの冷たい風が、
何か今日は妙に爽やかに心地よくて。
そんな風を受けながら商店街を駆け抜ける。
あまりに今朝の夢のコトばっかり考えてる自分に
『届くはずない』なんて言い聞かせるみたいに呟いたけど。
否定すれば否定するほどどこかで
バッタリ君に逢えるんじゃないかって期待ばっかり膨らんでく。
行く人行く人目で追って君を探してる。
今日の夢が正夢になって、君と逢えたら・・・
今まで君に伝えたかったコト多すぎて何から話していいか分かんないや。
昔みたいに下らないコトで笑いあえる君で今もいて欲しいな。
あの時は見落としてた小さな幸せすら繋ぎ合わせて
毎日君と楽しく過ごせればいいな、なんて。
まともじゃないって分かってるけど今はそればっかり考えてる。
あの頃の僕らは一緒にいるのが当たり前になってて、
八つ当たりとかしてお互い傷つけあって・・・
意地ばっかり張り合って結局溝は深くなってたんだね。
忘れよう忘れようとすればする程思い出しちゃって、
無理矢理に押し込むみたいにフタを閉めたけど。
溢れてくるのは後悔ばかり・・・
前は約束しても忘れてた連絡。
もう連絡を取っていたあの番号には繋がらないけど、
デタラメにでも良いからダイヤル回してみて。
どこまでも続くいつもの日常から逸れたコトしてみよう。
今日の夢が正夢になって、いつか君に逢えたら・・・
別れを告げられても強がって僕は何も言わなかったけど、
あの時言えなかった本当の気持ちを打ち明けてみたいよ。
『愛は必ず 最後に勝つ』って誰かが言ってたみたいに、
全身全霊の愛をごまかさず生きてゆこう。
そう思ったら日常が何か輝いて見えた。
今日の夢が正夢になって、どうか君に出逢いたい。
逢ったら何を話そうか・・・なんていつも考えていたけれど、
やっぱり君には笑っていて欲しい。
あの時は見落としてた小さな幸せ繋ぎ合わせて
今なら君と毎日過ごせると思うんだ。
こんな事ばっかり考えてまともじゃないのは分かってる。
でもあの輝いてた日常に戻りたいなんて今でも思ってるんだ。
ずぼらさんからの投稿です。