スピッツの歌詞解釈のコーナー

夜を駆ける by なんだろう


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

強がってもどうしようもなく堕ちていく、あえてもう強がりは研がない 
今日も嘘ついて、それで成り立っている2人で住んでる部屋
その部屋を夜、抜け出す
嘘で成り立つよじれた関係では彼女に会うことを止められない、今日もやはり
決して柔らかく暖かい道ではないのに
似ている相手はお互いのパートナーだと分かっている
赤い糸で繋がっている相手も
ただ変わりやすい欲望や感情で繋がってるだけの僕ら
おち合ったとたん、ふたりの世界
木々のざわめきなど聞こえず、君の呼吸だけが聞こえる

君と遊ぶ 僕らを知ったものが誰もいない市街地
共犯者みたいで目と目が合うと、自嘲まじりに笑いあう
夜の街を行く、今、僕らを見つけないで
人目を避け、遠い方へ

人気のない裏路地 時間を知らせるものは何も無い
二人だけの世界、永遠とも思える自由
暖かい地面では転がりあえない、現実は冷たい
こうしてる時間は刹那に甘いが、ふと現実を考えると苦い、でももう一度、もっと

こうなってほしい、もしこうなら…、実現しない勝手なバラ色の未来
家の方向から稲「妻」が怒った光を走らせる
逃げるように駆け出す
不貞、浮気という滅びの待つ定めと分かって、突き進む

また人目を避けて君と会う
未だ共犯のまま
逃げるような逢瀬
救いの出口は遠い、ただもう破滅へと駆けていく



なんだろうさんからの投稿です。

この曲に出てくる男女にはお互い決ったパートナーがいる(同棲、結婚等)のに、こっそり会っている関係と思いました