スピッツの歌詞解釈のコーナー

ヒバリのこころ by トランペット


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

君と僕は、もう雪も溶けだした冬の終わりに出会った。
君が光って眩しくて、僕はその場に立ちつくした。
君のトコロまで歩いていくほどの勇気がない。
瞬間移動でも出来たらよかったのに。
何があってもくじけない。くじけられない。
もし邪魔が入ったとしても、君を思う気持ちは強いから。
切なくて泣きそうになることもあるだろうけど、
いつか、君を両手で抱きしめられるその日が来るまで。

時間はどんどん過ぎていって、
いろいろなコトが僕らを取り囲んでいった。
でも、君をまっすぐ見つめていた僕にとっては
全部霞むくらいにしか見えなかったたんだ。
引き出しが開いて勝手に閉まるみたいに、
何も起こらなかったみたいに。
水槽の中で自由そうで不自由な魚たちのようだった。
君の前だと素の自分でいられなくなっていた。
遠くでヒバリの鳴く声がする。不思議な力で僕が解き放たれる。
今だけでも僕に笑いかけて。
もうすぐ会えなくなるのに素直になれない、
強がりばかりでわがままで不器用な僕に。

僕、これから強く生きていけそうさ。
君と出会えたことで変われたから。
春にしか会えないヒバリのように、
可愛くて素敵な君のこと、ずっと忘れないよ。
君のこと、ずっと胸の中で抱きしめている。


トランペットさんからの投稿です。