スピッツの曲にまつわるオリジナル小説

楓〜kaede〜 (作者:ホワイトラビット)

楓〜kaede〜【8】

〜〜〜〜〜
楓、、、何でここにいるの???
私は、いるのが不思議で不思議でたまらなくて、
目をそらした。
ごめん。かえで、、、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして挨拶が終わって、門を見ると、まだいた。
門が近くなると、
なぎさの友達が、
「ねぇ、また転校してくんの???」
といった。
僕は、頭が混乱して渚と目があってもそらしてしまい、
小さく、別に、といってから、走って車にのった。
ごめんなぎさ、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私は、誰にも聞こえないように、小さな声で
「さよなら」
といった。
かすかに耳元で、楓がさよならといった気がした。
〜〜〜
僕は、車に戻ってから、ないた。
渚が僕を見た目はいつもと同じ、目だった。
僕は、決意を決めた。

《渚のことを忘れよう。でも、たまには思い出そう》
と。
そして僕は小さな声で言った。
「さよなら」
〜〜〜
私は、楓のお母さんにあいさつをしてから、
とてもないた。
友達に変な目で見られようと関係ない。
私は、楓がすきなのだから。

ホワイトラビット 著