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新田姉弟の生活 by えりんこ


新田姉弟の生活 【4】


「ゴラァ!新田!何しとるんや!」

後ろから怒鳴り声がした。陽子は恐る恐る振り返った。
すると、意外な答えが返ってきた。

「お前、よくここまでできるな〜。今の女にしては強いな〜」

「そうですか!?」

「そうですか!?じゃねぇよ!お前コイツをどうしてくれるんだ!?」

陽子は、チラリと視線を横に落とした。
そこにはボコボコにやられた克也が座って、気を失っていた。

「一体どうしたんだ?新田?」

「そ!そもそもコイツがいけないんです!」

「なぜだ?」

「車を買う金もねぇのか?とかなんとか言ってきたんです! 貧乏で何が悪いんですか?」

「新田も注意した方がええぞ。なにせここは、お嬢様やおぼっちゃまが通ってくる学校だからな!」

「そうなんですか〜。じゃあ、注意します。」

「よーし。あ、言い忘れとったな。俺、担任の横田。世界史の担当だ。よろしく。」

「はい。よろしくお願いします!」


そして、横田は克也に

「とっとと上がってこいや。いつまでもしゃがんんでるんじゃねぇぞ!」

こういい残した。

その頃、克也は

「ゴハッ!ゲホォ。なんだ!あのくそ女・・・俺を本気にさせやがったな・・・覚えとけ。い、イタタタ!」

いつまでも克也は外でのた打ち回るはめになったのだ。

えりんこ 著