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幸せへの約束 by milk


幸せへの約束 【3】


「白河、帰ろう?」

付き合ってからも、私たちは苗字で呼び合っている。
中学生の頃の習慣が抜けない為である。

「おう。」



二人で階段を降りて行く。

窓から見える夕焼けは、胸が苦しくなるほどきれいだった。

彼の頬は夕焼けに照らされて、オレンジ色に染まっていた。
彼がとても愛おしく感じた。

「白河!夕焼けがきれいだよ!!!」

「・・・本当だ、きれい。」



「松重って、朝日とか、青空とか、夕日とか、夜空とか…好きだろ?」

「好きだよ。でも何、突然。」

「・・・ん?何でだと思う?」

「・・・・・えー、、白河も好きだから。とか言ってみる。」

「・・・・・・。」

「何?図星?」

「あぁ」



「ふーん、そっかぁ。また共通点が増えた。」




彼女はにっこり微笑みながら、そうつぶやいた。

彼女は夕日に照らされて、いつにも増してきれいだった。

milk 著