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群青 by 三日月 遥群青 【第4章】たいてい俺は悲しいことがあると海へ行く。 なぜかは解らない。 でも勝手に足が進んどる。 歩いてちょっとの距離にはきれいな海岸線があった。 「そういえば、要と来たこともあったっけ。」 ぼんやり、その時のことを思い出した。 確か…親が出かけてたときのことだな。 要と二人で出かけて、たどり着いたのが海だった。 俺は、嬉しかった。 そん時から俺は要が大好きだった。 思い出した。 迷子になった要が泣きやまなかったけん、俺は歩いていた高校生を見て「高校生になったら、結婚しよう!」なんてばかげた夢を言ったもんだ。 でも要はそれで泣きやんだ。 要は、そのこと覚えてたんだ…。 「結婚て…。俺ただのバカだが…。」 俺がそう独り言を言ったら後ろで「千秋?」という声がした。 要…? 奇跡だ。 俺がこうして要とここにおるのも、あそこで海にたどり着いた事からもう既に奇跡だったんだ。 「要!ごめん!すっかり忘れとった…。でも結婚とまではいかんけど付き合ってくれ!」 「嘘つき。」 彼女は後ろを向いて「待ってたんだからね。」と言った。 そんな要に俺はまたどきっとしてしまった。 「さて、友達にはどういいわけすればいいんだろうなぁ。絶対俺拷問に会う気がするけん心配なんだが…。」 「こっからが大変だけんねぇ…。千秋、大丈夫?」 「わからん…。」 「何でそんなに弱気なのよ!!」 「でも、逃げないって事は誓うけん、安心してな?」 「ふふ…どうしよかなー」 そう言って笑ったのは、昔の優しい要だった。 =完結= 後書き 何となく「約束」って言葉を出したくて…。 主人公以外の人出てこないからすごく簡潔にまとまってしまいました(汗) 千秋と要、逆の方が良かったかも。 では失礼します! 三日月 遥 著
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