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青 い 車 by 白炎青 い 車 【2】――――――――――――――――それはキレイな死に方だった。 冬の冷たい朝、僕は最愛の君を殺した。 人を殺す事は誰もが反対するだろう。 だけど僕は殺したかった訳でも、殺さなければなかった訳でもない。 ただ、君を愛しすぎた。それだけだった。 君の口癖は 年を取りたくない。キレイなままでいたい。誰かに愛されたい。 口を開けば、そう呟いた。 確かに君は美しかったし、年を気にする年齢でもなかった。 でも、人一倍愛されていたいと願い、その思いに答えられる人はいなかった。 そう僕ですら、君が生きているうちに君が満足するほど君を愛す事が出来なかった。 君はよく考え事をした。僕はそれに答えるのが好きだった。 僕にいつも”答え”を求めて、”他の人とは違う答え”を言うか試してた。 君は人と違う僕を愛した、僕は美しい君を愛した。 事実上はそれだけで、何もない。 さぁここからが僕の言い訳。 僕が君と出会ってから、君を殺すまでの下らないストーリー。 真冬の雪が真夏の太陽に溶かされるように、僕は君のすべてを溶かした。 そんなつまらない夢の終焉までの話。 白炎 著
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