P
[作者:ショコラ]
■2
ずっとこのまま・・・
君と一緒にいれたらいいのに・・・
そう思ってた。
でも・・・そうはいかなくて・・・
僕たちは今中3で受験がある。
「塾があるから」とか
「勉強しなくちゃ」とか
そういう理由で君とは会わなくなった。
帰り、1人であの空き地に行ってみる。
当たり前のようにすごしてた日々。
思い出せば思い出すほど淋しくなるだけで
やっぱり家に帰った。
1人、ベッドの上で思った。
考えればすぐ分かることだったのに・・・
高校になったら
君に会えなくなることくらい。
なんで分からなかったんだろう。
会えなくなるってわかってたなら
ここまで本気にはならなかった。
僕はバカだから
そこまで頭が回ってなかった。
君といる時間 に甘えてた・・・
本当に情けない・・・。
あれから数ヶ月たった。
あともうすぐで受験、卒業。
君とのお別れ・・・・・
分かっていることでも
やっぱり少しツライよ・・・・
その夜
君から電話がかかってきた。
電話とメールは毎日 って言ってた君。
でも・・・
君と電話するのは何ヶ月ぶりだろう・・・
↓目次
【1】→【2】→【3】→【4】→【5】
|