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なかよし [作者:めい]

■2

もうすぐ私たちは、メンバーは変わらないが
中学生になる。
もし制服とかがあったら、好きな人から第2ボタン貰うらしい、 
それかあげるらしいで
友達が、言ってたけど、私たちみたいに制服がない学校は
あげるものがないので、直接、告白するんだって!!
でも、私には縁のない話
きっと慎は由香に告白するだろう

―卒業式―
「ねぇ、春美。誰かに告くらないの?慎とか??」
「そんな人いないし、慎もただの友達だもん。
     それに慎、由香に告白するとおもうよ?」
「ふ〜ん。詰まんないの! 
      でも、私、洋介に告白すんの!!」
「頑張れ!!絶対OKもらえるよ。
     私もう用事ないから帰るね。」
「うん。頑張る!!バイバイ。」
恋してる人はいいなぁ〜独り言を言いながら
校門をでたところに咲いている桜を一人で見ていった
「恋してる人も、相手に気持ちが伝わらないと
     恋してる人がいいと、言う訳じゃないんじゃない?」
あわて振り向くと慎がいった
「でも、恋してる人は、いいとおもうよ?
    なんかあのドキドキすんのがいいじゃん。」
「そうかな〜」
「あっ!!そうだ。由香には告白したの?」
「はっ?!なんで俺があんなぶりっ子に
       告白しんといかん!!」
「だって・・仲よさそうにしてたジャン。
     それじゃぁ、好きな人って誰?」
「・・・おまえ・・。付き合って・・・」
今日は、目をそらしていない。。。
「・・ごめん。。うれしいけど、そんな風に
      慎の事みれない。」
「・・・・・」
重たい空気に耐え切れなくなり
その場から、逃げ出した
友達だと思ってたのに 
    そんな風に見てたなんて―
後ろから声が聞こえる―
「慎くん!こんなとこにいたのぉ?」
由香の声だ。
「うん。ちょっとな。」
きっと由香は、いつものように
私をにらんでる。
「私、慎君に話したい事あるの」
「なに?」
「私慎君の事好き!!付き合ってください」
「・・・いいよ・・・」
信じられなかった。
なんで?今、私の事好きって言ったでしょ?
って言おうかと振り返ろうとしたけど。
由香のあの目が怖いし、
慎なんか見たくもないから
そのまま家に帰ってベットに倒れこんだ
なんで―  

  ル〜ルルルルル〜ルル〜〜♪♪
ケータイがなった
どうやらあのままベットで寝てしまったらしい
あっ早紀だ。
どうだったんだろう、洋介にOKしてもらったのかなぁ
「もしもし?」
『寝てたでしょう?声が変(笑)』
「OKもらえた?」
『うん!!めっちゃうれしい』
「よかったね。」
『それより、洋介が言ってたけど
    慎に告白されたぁ?』
「・・うん・・」
『でも、なんで!?由香と仲良く歩いてたよ?』
「・・なんか。。私が告白されて、慎の事友達にしか見えない・
      って振ったあとに、由香が来て慎に告白して慎。。OKしてた・・」
『なにそれ?!おかしくない?なんで慎が、OKしたか
      洋介に聞いてもらおうか?』
「いいよ。別に気になってないから。お幸せに*って感じ?」
『うんんんん・・納得いかん』
「まぁ、そういうことサ」

そして私たちは、中学生になった―
「ねえ。私たち同じクラスになるかなぁ?
    できればってか洋介とも同じになりたいなぁ」
「どうかなぁ??」
A組―大平洋介・・中田慎。
    中本春美・野田早紀・・・・山口由香・・・
最悪だ。でも、早紀はめっちゃ喜んでいる。。
「・・・よかったね。洋介といっしょで・・」
いきなり、早紀が喜ぶのをやめた
「春美は。。。最悪?」
「すこしね。でも関係ないから、別にって感じ。」
「みんなおっはよう!!」
元気に早紀が教室に入った、そのあとに私が入った
まず目に入ったのは、慎と由香が仲良く話している
由香と目があった。
良いでしょ?って感じでにらんできた
私に気づいて慎が由香を連れて教室の外にでていった



↓目次

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