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SIXTEEN'S DREAM  [作者:すみれ]

■24

  そう・・あれは小6の時。

  あの時は、私はいつも友達に囲まれていた。

  自分で言う事ではないけど、あの時は私は人気者だった。

  だけど・・

「愛海、好き。」

  同じ小6の子に告白された。私はその時、恋なんかに興味なく、

「そうなんだ、でも、ごめん。」

  断った。それはもしかしたら、爽が居たからかもしれない。

  その時から、歯車は狂った。実はその男子は、いじめ集団のリーダー

  だったのだ。

  女子のなかでも、特に恋などに敏感なグループからは

  ぶりっ子と言われ、男子からは、気取ってんじゃねえとさげすまれ、

  いじめによって、友達は居なくなり、爽だけが味方だった。

  そして、爽が味方だったことで、余計に女子からはぶられ、いじめられた。

  そして、悟った。女の友情なんて無いんだ、と。

澪「嫌ぁぁぁーーーー!!!!!!」

爽「おい!!」

  いつの間にか私はベッドの上に居た。

澪「あれ?保健室??・・爽?!」

爽「どうしたんだよ、沙紀心配してたぞ?」

  沙紀が・・?そんな訳が無い。私のことを嫌っているんだから。

  そう思ってると、爽の心配した顔の向こうに沙紀が居るのが見えた。

  沙紀は睨んで私を見ている。

爽「なぁ、疲れてんのか?何かあったら言えよ?」

澪「あのさ・・」

  言ってしまいたい。そして楽になりたい。でもそうしたらどうなるかは

  わかりきっている。

澪「な、なんでもない。つかれてたの。爽には関係ないから。」

爽「関係ない?」

  爽の顔を見れず、うつむいて話した。



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