SIXTEEN'S DREAM
[作者:すみれ]
■19
なんだかんだありながらキャンプは終わった。
楽しかった?と言われたら・・微妙だなぁ
「楽しかったーー?」
「楽しかったよ♪ありがとう!!」
陸に笑顔で言った。
「・・・よかった♪」
今の間はなんだろう・・?
「澪。爽にさ、誤解解いてきなよ。」
「竜・・もう良いんだって。」
「なにが良いの?」
初めて竜が怒った顔をした。
「澪が泣きそうな顔してるの位わかるんだけど?」
「そんなことないよ!!」
「ねぇ、澪が思ってる程、爽を諦めなくちゃいけない事じゃないと思うよ?」
「でも爽は沙紀が・・」
「ねぇ、一度さ、全てリセットしてみなよ。今、自分の思うことは何?」
今自分が思うこと・・いつの間にか爽を目で追っていた。
それを見た竜は笑っていた。
「ねぇ、言っていいかな?」
「悪い理由あんの?笑」
「無いね♪笑。ありがとう!」
「ありがとうは今度な。まだだろ?笑」
「うん。あり・・今度ね♪笑」
竜と別れ、一人で帰る。
後ろで竜が切ない顔をしてることを知らずに。
 
↓目次  
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