SIXTEEN'S DREAM
[作者:すみれ]
■15
澪SIDE
爽が心配・・?
なんで・・なんで期待しちゃうような事ばっかりするの。
「・・んで」
「は?」
陽には聞こえにくかったらしい。
「なんで、余計なことするの?」
「何言ってんの?」
「もうほっといて!!」
・・ほっといてよ。私はもうみんなに迷惑かけられないんだから。
「迷惑かけてるんだから・・」
「・・え?」
「そう思ってんだろ?」
「・・・」
なにも言えなかった。私の気持ちわ理解しすぎて言えなかったのかも
知れない。
「もし迷惑だって思ってたら、こんなに一緒になんか居ねぇから。」
「でも、私は、」
「変なこと考えるな。俺らが居たいから居るだけ。文句あるか?」
「・・無いです」
「よろしい。みんな待ってるから早く治せよ?笑」
「うん。ありがとう。」
澪が休んでいた部屋のドアの向こうで、ガシャンと物音がした。
「誰か居んのか?」
陽がドアを開けて向こう側を確認する。
「誰も居ないし。・・ん?何これ?」
そういって陽が私に見せたのは、
私が両親を亡くした時に元気づけてもらった
爽からもらったキーホルダーだった。
 
↓目次  
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