SIXTEEN'S DREAM
[作者:すみれ]
■11
HRも終わり、あとは帰るだけ・・
「澪ーー!!」
竜・・あなたはどうしてそういう・・泣
そっちには行きたくなかったのに。
「ねぇ、澪もさーーキャンプ行こーーよ?行くよねーー?」
「え、あ、うん。行く。」
爽からの視線が痛い。
「じゃぁ、明日のお祭りの後決めよーー!!」
「じゃ、陸が言った感じでいい?」
「うん。」
「じゃ、明日、○×神社に6時で。」
みんな明日ねー!と言って帰っていった。
爽が教室のドアで待っている。
・・沙紀をまってるのか。
そうおもって教室を出ようとすると
「痛っ・・」
腕をつかまれた。
「なんでシカトすんの。」
「え・・」
「まってたのに。」
・・私をまってたの?!そんなことで嬉しくなっている私。
ってだめだめ!!
「私とじゃなくて帰る人いるでしょ。」
思わず冷たい口調になってしまった。
今思えばこのときからなんだ・・
全く喋らなくなってしまった。
しかし、時は必ず流れるもので
「澪、遅いぞーー!」
「ごめーん!!」
「相変わらずの馬鹿ですねぇ。」
「むっ!!」
お祭りの日に皆で集まった。
綿菓子食べたり、金魚すくいしたり、
おみくじ引いたり、迷子になったり(誰かの大きな声が役に立った)
「また来れるといいねーー。」
「うん。ってかさっきのせいで声枯れてるよ。平気?笑」
「痛い・・」
「笑」
陸のおかげで考えなくてすんだ。
ありがとう。陸。
もしかしたら陸も気づいてるのかな・・
迷惑かけっぱなしだ・・。
・・もうみんなに迷惑かけたくない。
 
↓目次  
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