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SIXTEEN'S DREAM  [作者:すみれ]

■10

自分で仕向けた事なのに二人が帰ってるのを見ると
胸が苦しくなる。

「おい。」

「うあわ!!」

「おまえ、朝からなんて声出してんだよ。」

「あ、陽か・・おはよ」

「俺で悪かったな。」

「そんな事言ってないし!!」

爽SIDE
「澪ちゃんと陽君仲良いよね〜♪付き合ってるのかな?」

「違うって言ってたけど。」

「そうなんだ!?付き合っちゃえばいいのにね。」

澪・・お前何考えてんだよ。
いつもなら分かるけど、今は全然わかんねぇよ。


澪SIDE
「陽っていつもこの時間だっけ?」

「もっと早いし」

「あ〜あ、寝坊?」

「誰かさんのせいだし。」

「え!?私!?どちらかというと私は被害者じゃない!?」

陽が先に教室に入る。陽、やっぱり背高いな。
教室の中が見えないし。笑

陽が席についてやっと見えた。

沙紀が爽の腕にくっついてる。
言い方が悪いけどこんな言い方しか出来ない。

ラッキーなことに私は一番前の席だ。
いつもだったら嫌だけど。
でも見なくてすむ。

そう思うと心が一瞬晴れた。



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