本当の気持ち [作者:まみ]
■5
○○○○センターに行く日になった。
お母さんはひたすら、私に着せる服を考えている。
体中に香水を振り掛けて・・・
臭いよ・・・お母さん・・・
車で出発した。その人との車とで、2台で行くそう。。。
いやだなぁ・・・。今日はいつもよりも可愛い服・・・
こーゆうのがキライ。あ〜こんな服なんて着たくない!!
着いてその人と会った。
ひょろりとした、体で、骸骨みたいだった。
顔がちょっと黒くて。。。見た目ははっきり言うとビミョーだった。
「かなね。この方がそうよ」
どっちでもいいよ。
「はじめまして。かなねちゃん。僕の名前は、松井って言うんだ。」
気安くよばないでよ。
「は、はじめまして。」
一応、返事はしてやる。
「今日は一日よろしくね。」
いやだ。一緒にいたくない。
「はい・・・」
思ってもないことが口に出る・・・
あ〜。今から疲れる時間になるのか・・・
もう、ここにいたくない。。。
↓目次
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