ラズベリー [作者:まみ]
■2
今日は晴れ。とてもきれいな空。
明日も晴れるといいな。今日は始まったばかりなのに明日のことを言ってる。
学校でもいこうかな?
「ヒロシ、おはよう、」「おはよ」
“挨拶はしっかりと”だれが決めたんだろ?
「あ、おはよう。ちょっと来てほしいの。」
誰だよ。めんどくさいな。話すんじゃねぇよ。
顔を上げた、「え?」思わず声を出していた。
マンガみたいな話だけど、あいこがいた。
あきらめてた恋の花がまた咲き出して、僕の心を締め付ける。
「あのさ、ヒロシちょっと来て」
走り出した。しかも、ピンクのスカート。。。魔法にかかった。
そして、僕は追いかける、君を手に入れたい。
いろんな人にけなされようとも、君を守って傷ついてもいいんだ。
「ちょ、ちょっと待って」
僕は、呼んだ。「ん?」と息を切らしながら、あいこは笑顔で見つめてくる。
「もうちょっとだから、がんばれ。」
「え、あ、うん」
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