スピッツライブレポート

あまったれ2005年10月28日ZEPP札幌

投稿者:種

セットリスト

  • 1.テイタム・オニール
  • 2.エスカルゴ
  • 3.8823
  • 4.白い炎
  • 5.ワタリ
  • 6.恋のはじまり
  • 7.ロビンソン
  • 8.ほのほ
  • 9.スピカ
  • 10.けもの道
  • 11.会いに行くよ
  • 12.ナンプラー日和
  • 13.正夢
  • 14.夜を駆ける
  • 15.甘ったれクリーチャー
  • 16.メモリーズ・カスタム
  • 17.俺のすべて
  • 18.みそか
  • Ec.チェリー
  • Ec.放浪カモメはどこまでも
  • Ec.春の歌

ライブレポート

SPITZ JAMBOREE TOUR 『SWEET SAUCE 2005』
~ライブ編~(曲のみ)

Zepp Sapporoの1階席の一番後になってしまったのですが、かなり広く場所を確保できました。 
これは、かなり弾けてジャンプできるなと。それはもう、ロック魂全開で(笑) 

そして全体的にブルーの照明に照らされて始まったのが『テイタムオニール』1曲めから会場も盛り上がりました。
そして間もなく『エスカルゴ』(照明はマゼンタに)イントロから腕を上げたりするなど、会場も楽しんでる様子。
印象的な歌詞とメロディーに、私は興奮気味になりながらも、次の『8823』へ。
ハヤブサは個人的にアルバムの中でも1.2を争う程に好きなアルバムなので、イントロが始まった瞬間から私はテンションすでに最高潮(まだ3曲目だというのに。笑)
ロックスピッツスイッチオン!のごとく、私もジャンプ&腕上げで参戦。本当にかっこ良かった! 
そして『白い炎』『ワタリ』と続きました。
そして『恋のはじまり』。
照明も丸い輪っかの様な物が浮かんでいる様で、イントロととてもあっている感じがしました。
気持ちも少し落ち着いて聴くことが出来ました。
サビのハイトーンも良く聴こえて、とても気持ちよかったです。

そして『それでは、冬っぽい曲を…』と、始まったのは『ロビンソン』 
イントロが鳴った瞬間、会場はロビンソ~ン!!モードに。
最後の大サビでぐっと来て、一番最後のウララ宇宙の~♪のハイトーンに聴き惚れました。
あぁ…10年もの時が経っているというのに、色褪せることのない名曲…。夢の中に居る様でした。

ロビンソンでしっとりしている所に、静かに始まったのは『ほのほ』。
この曲も大好きです。サビの力強い感じが男らしい!かっこ良い! 
間奏の『君の~♪』からだんだん激しくなって、さらに力強く大サビに入る所、本当にかっこ良いです。
そして再びテンションが上がり始めた所で次の曲は、なんと『スピカ』! 
まさか聴けるとは!!どこを取っても私のツボを突いてる曲なんです。
泣きそうになりました。
スピカが聴けた感動でいっぱいになってる所で、『けもの道』がかっこ良く始まりました! 
『札幌の日の出~♪』で会場は『キャー!』 
スピッツが札幌の為に歌ってくれてる~と、ロックな曲ながらも涙が出そうになりました。

『それでは、会いに行くよという曲を…』と草野さんが紹介してくれ、会場も『ふぁ~』と声を出し、待ってましたとの様子。
 この時、なんだか草野さんが照れくさそうに曲紹介していたような気がして、さらにこの曲を聴くのに気持ちが入りました。
ここまでに何曲か歌ってることもあり、サビのハイトーンがいつもよりハスキーになってたのが印象的でした。
それがまた、この曲の雰囲気を良くしていた様に思います。
『次はちょっとスパイシーな曲を…まだまだ行くぜぃ!』と草野さんの声で始まったのが『ナンプラー日和』。
ナンプラーの後の『正夢』はとても印象的でした。
この曲も大好きです。
勇気がでるような、走り出したくなるような。
また泣きそうになりました。

『夜を駆ける』『甘ったれクリーチャー』と、後半戦もロックモードでテンションは上がったまま、次はなんと『メモリーズ・カスタム』! 
ハヤブサ好きの私にはたまらないメモリーズ!!
しかも甘ったれクリーチャーの後に演るとは、ニクイ演出! 
そして草野さんがギターを下ろし始まったのは、『俺のすべて』!!
会場も巻き込み盛り上がったこの曲。草野さんと田村さんが、ステージの端から端まで動き回り、田村さんはマイクを倒し、ベースを壊し、ドラムのシンバルを素手で叩き…かっこ良かったです!
そして最後の『みそか』。
俺のすべての余韻を引き継ぎ、ロック感たっぷりで始まり、興奮のまま終わりました。

そしてアンコール。
イントロの最初の音が鳴った瞬間、照明もピンクに変わり『チェリー』が始まりました。
生チェリーです。感動です。懐かしすぎました!

『それでは、もう少し歌いま~す』との草野さんの言葉で始まったのが『放浪カモメはどこまでも』。
この日、仕事をしながらも放浪カモメの最初の部分が頭から離れなかったので、ここで聴けて本当に嬉しかったです! これも生で聴くとロック感溢れていて、本当にかっこ良かったです。(私、やっぱりハヤブサ好きだな。笑)
そして本当の最後、『春の歌』。
これもまた走り出したくなるような、爽やかに聴こえる中にも強さを感じる曲。大好きです。
この曲を最後に聴けたのが良かったんだと思います。
とても短く感じたライブでしたが、変に名残惜しい感じもせずに、すかっと気分が晴れたのは、この曲を最後に聴けたからかもしれません。
2005年一番の思い出になる様な、素晴らしいライブでした!

SPITZ JAMBOREE TOUR 『SWEET SAUCE 2005』
 ~MC編~(メンバー紹介含む)

~恋のはじまりの後のMCにて~
『思ってよりも寒くないですね~』といった草野さんのトークから始まり、
ジンギスカンを食べた話になり、『昔ジンギスカンって歌あったの知ってる? 
ジン♪ジン♪ジ~ンギスカ~ン♪』と歌い出す草野さん(糸まきまきのような踊り付きで。笑) 
それもまたとっても良い声なもので、何だかとっても違和感(笑)
 『当時泣け無しのおこづかいでレコードを買って、
家族中こうやって歌いましたよ』と言いながら、
糸まきまきの踊りを今度は激しくクルクルと。
会場も笑いに包まれました。
 可愛かった~草野さん。

~けもの道の後のMCにて~
『札幌の日の出~♪だと、大丈夫だけど長万部(おしゃまんべ)だと歌いづらいね(笑)』
と急に言うのは草野さん。
ここで長万部を出すところがセンスありです(笑)
『1.2.3.4~ウン(休符の意味で)長万部の日の出~♪ってなるよな』と、
長万部バージョンも披露してくれ、『これ津でやったことないけど、津でやったら大変なことになるな』と言ったのは、確か田村さんのはず…
そして『1.2.3.4.***(休符)津の日の出~♪(笑)』と、津バージョンまで聴けちゃいました。得した気分!


~アンコール『チェリー』の後のメンバー紹介にて~
どうやら田村さん、千歳空港からJRで札幌駅まで来たのだとか。
『千歳から札幌までの、窓から見える木の感じが好きです』とのこと。
すると草野さんが、『北海道の人はあまり気が付かないかもしれないけど、
なかなかこういう景色はJRから見れないんだよ~』との話しに会場は『へぇ~』と頷く。
そして田村さん『草野の話は、いつも役に立つな~(笑)』。
会場も笑いに包まれました。
そして、『このZepp Sapporoは、日本で一番最初に出来たZeppなんですよね』との田村さんの話に、
『おぉ~!宇宙で最初だ!』と草野さん。
少年の様な反応で、とても可愛らしかったです。
スープカレーを食べたとの話もしていましたが、これが面白いのです。
次にクージーさんの紹介になり、『みんな、さっきマサムネが言ったあまったれ発言聞いた?
『スープカレーってさぁ、最後に御飯だけ残っちゃうんだよねぇ~…』と、
先程のカレーの話に草野さんがぼやいていた口調を、そのままに真似しているのです(笑) 
『えぇ~?』と、あたふたする草野さん。
可愛すぎる! 『おかずがないと、御飯が食べれないよ~って子供が言ってるみたいじゃん。
器についたカレーの残りをすりつければ食べれるよ』と、なんて男前な発言を(笑) 
草野さんは言い返せない様子で、崎ちゃんの紹介へ。
髪が短くなっていたので、頭をぶつけるのには痛そうでした(笑) 
『新庄がいるので、パ・リーグでは日ハムを応援しているんです、実は…』との話に、
会場も湧きました。
『明日は火星が地球に1番近付くので、みなさん空を見上げてみて下さい』とのことで、三輪テツヤさんの紹介へ。
『明日ね~火星がね~』と、崎ちゃんの話を崎ちゃん以上にかっこ良く話そうとする三輪テツヤさんに、会場も爆笑(笑) 6月頃に、富良野と美瑛に来たとの話をしてくれました。 
そして草野さんの紹介へ! 『最近、良く眠れるんです…(笑)』←何故か、ちょっとセクシーめに(笑) 
と、枕の話を始めました。
『こうやって旅を長くしていると、ホテルで寝ることが多くなって、枕が変わって眠れなくなるんだよね』とのこと。
『そして色々と捜していたんだけど、ニトリってあるでしょ?ニトリ。
あそこの枕が一番だってことに気付きました。580円(笑)』との話に、会場も爆笑。
『捜してるものって、案外近くにあるものなのかもしれないぜぃ~』と、
かっこ良く話が終わるかと思ったら、『ホントは俺がこうやってるんだけどね。』と三輪テツヤさんが、腕枕のポーズを。
会場も爆笑している中、『君がニトリだったの?』と普通に返す草野さん(笑) 
このメンバー紹介では積極的に草野さんが喋ってくれて、
草野さんの少年のような可愛らしさが垣間見れるものとなりました。
私は、終始『ずきゅん』と胸を突かれ、つかの間の恋をしたような気分になりました。