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冷たい頬<by おーりー>

(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
   歌詞が知りたい場合は、 「日本音楽著作権協会」許可サイトの下記サイトをご覧下さい。
   





「あなたの事、深く愛せるかしら?」

無垢で真っ白な光を放つように、君は僕にそう言う
そんなちっぽけな午後
風が僕らを掠めていって
冷たくなった君の頬に、僕は触れてみた

報われるはずのない恋だった
だけど一度だけなら、叶うって信じてた
誰も知らない場所
時が流れるように、僕らの心も流れて
純真なままで良いから

何の根拠も無く信じてたこの恋が
たとえただの幻想だったとしても
別に構わない
いつからか、そう思うようになっていった
君を追いかける為に
何かをひとつずつ壊したって、失くしたって
それはそれで良い
いくら近付いたって、君は遠いって事
十分に分かってたから

それが、現実
それが、本当
それ以上でもそれ以下でもなくて
僕に降りかかり続ける、この長い時の中で

少し見たぐらいの夢でさえ
全て撥ねのけてしまうような
悲しい結末を、君は見据えていた
君を追いかける為なら
僕はもうどうだって良いんだ
だけど
近付いても君は遠過ぎたって事
僕は既に知っていた

それが、この悲しみの全貌
それ以上でもそれ以下でもなくて
僕に降りかかり続ける、この短い時の中で

さよなら
僕の可愛い君
さよなら
僕の勝手な想像で作り上げた
決して読まれる事のない、都合の良過ぎる物語

風が僕らを掠めて
冷たくなった君の頬に
触れてみた
とんでもなく、ちっぽけな午後



おーりーさんからの投稿です。
"冷たい頬"の違う解釈をお持ちでしたらぜひご投稿下さいませ♪


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