スピッツの歌詞解釈のコーナー

P by Y


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

君は僕の事をいつも想っていてくれたんだね
そのしぐさ一つ一つで、僕は癒されていたよ
君の声を聴きながら、無意識に描いた未来
今も大切に、しまってあるんだ

けれども、どんなに大事にしていても
時間の波がその形を曖昧にしてしまうんだ
それを取り戻すために、向かう勇気もなくて

時が過ぎるほどに、君と出会ったあの頃が
恋しくて、鮮明になってゆく
どんな形でも、また逢いたいと思っていたはずなのに
別々に流れた時が邪魔して、最後に会えた日よりも、君が遠く感じる

お互いプライドが邪魔して言えなかった言葉を
みんなが簡単に使い捨てている
思い出が汚される気がして、腹が立って、何かを取り戻そうとしたけれど
本当にできるほどに、わがままにもなれなくて

一歩一歩、君との思い出を踏みしめて
またあの笑顔に逢いにいこうと思ってはみたけど
そんな自分は茶化しておいて、しまっておくよ、大切な気持ちだから

まだまだこんなに鮮明に思い出せるから、
何度でも記憶をたどろうとするのに
流れた時が僕の中で渦巻いて、
新しい衝動へと変わってしまうんだ、
僕は、それが、怖いよ



Yさんからの投稿です。