スピッツの歌詞解釈のコーナー

春の歌 by トランペット


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

重い足でぬかるむ道を来た。
トゲのある藪をかきわけて来た。
君に会うためにこんなに苦労したのに、
君はもう居なくなっていた。

長かった、辛い時期が過ぎて
やっと暗闇から抜け出したとき、
そこで君に会えると思っていた。
だけど、まだ終わっていなかったね。
僕はまた君を見失ってしまった。

春の歌。今は春じゃないかもしれないけど。
この歌で希望を持てるようになりたい。
だって、この歌は希望も愛も夢さえもなかったときにだって
歌われていたんだから。
どこか遠いところにいるだろう、君にも
この歌、聞こえるのかな。

君が居ない日々は、ただ空しかった。
必死の作り笑いで、周りだけじゃなく
自分の心までもごまかしていた。
昇ったばかりの朝日に照らされて、
少しだけ勇気付けられた気がした。

あの歌が希望を創り出している。
少なくとも僕の希望になってくれている。
誰にも邪魔させない。この道はどこまでも続いてる。
君に会うためなら、どこまででも歩いてゆく。

何もかも失った、これじゃあまるでバカな猿みたいで。
自分がとてつもなく情けなくて。
まだ立ち直れてもいないけど、
過去を悔やむより、前に進もう。また歩き出そう。
新しい希望に向かって。




トランペットさんからの投稿です。