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ローテク・ロマンティカ by もちた


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

散らかった部屋の万年床で目が覚めた
寝返りを打つと君がいる
付けっぱなしだったテレビには昼のメロドラマが流れてて
窓の外はドラマの内容みたいに曇り空

布団の中で足を絡ませて
まだ眠たそうな君が気怠げに仕返ししてきた
このまま俺の足をふんづけてもいいよ、可愛い君のイタズラだもの

フワフワの髪から甘い匂いがする
頸に軽く噛み付いたら「キャッ」とか言うのかなって思ったけど無視されて
ふてくされて俺は一人、布団から起き上がった

バカな恋だとみんな言うんだ
君の事を悪く言って、アイツはやめとけって
でも俺の気持ちは変わらない
君へ近づくために今日も心のアクセルを踏むぜ

後からわかったけど、この時の俺はホントにバカだった
ヒモで繋がれた愛玩動物が一丁前に、
まるで古風なサムライみたいに君に忠義を誓ってマジになってた
君が消えてった地平はラブホのイルミでキラキラしてて
なんともまぁ…風が冷たかった

思い返せば端々で俺は一人よがり
君の反応は紋切り型
でもそんなちょっとした違和感を後まわしにして
とにかく君の気を引きたくて、
尋かれてもいないのに俺のヒミツをベラベラ喋ったりしてた

ああちゃちな夢物語だったって思いながらも
そんな渇いた女だとわかりながらも
そんな君でもいいんじゃないかって、ステキなんじゃないかって
今さら恋を越えた愛みたいなモンが俺の中に溢れてきたんだよ
一過性の気持ちかもしれない
こんなの愛じゃないって笑われるかもしれない
雑然とまとまらない気持ちに振り回されて
雑然としたあの部屋で君が来ないか待ってる俺は
主人がまた可愛がってくれるんじゃないかとしっぽを振って帰りを待つ、
まさに犬そのものだった

もう犬でもなんでもいい
青春マンガでよく見るアレを思い出して、夕日が沈む岬で叫んだ
君を心から愛してる、愛してる。
みっともなく泣いて声を枯らして
疲れ果てた俺はトボトボとあの部屋に帰って
君の匂いが残る布団で夢の世界に潜った

出逢った時のキラキラした景色
揺れるコスモス畑を背にして笑う君は間違いなく世界一キレイで
俺はその笑顔をいつか一人占めしたいと思ったんだ

頬を伝う涙に気付いて目覚めるちょい前
知らない男の声が君の名を呼び、
部屋のドアをノックした気がするけど
きっとそれも夢、夢だよな…?

外を見ればあの日と同じような曇り空
あの時絡ませた足、噛み付いた頸
なんだか全部恥ずかしくなってきた

もうひと眠りしたらこの部屋を出よう
そうつぶやいて、俺はまた瞼を閉じた



もちたさんからの投稿です。

どこか相手の女性との温度差を感じたのと、ローテク・ロマンティカ、ブーガルー等の
横文字の意味を調べるとつまりこういう事なんじゃないかと思いました


   
   
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