スピッツの歌詞解釈のコーナー

俺のすべて by ato


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

燃えるような危険な恋 薄っぺらなプライドしかない俺を熱くさせる
これが俺のすべて

人生を歩き疲れてへたり込んだら
いつの間にか何も残らない まさに崖っぷちまできてしまった

気づくとそこには やさしく微笑むお前がいた

いままでの人生で押し殺してきた感情はは隠さずさらけ出しなよと
川の魚がおどけて話すように弾けて飛び跳ねている

燃えるような危険な恋 薄っぺらなプライドしかない俺の想いを焦がしていく
そして今日も沈む夕陽を背に受けて生きていく

俺はお前の気を惹きたくて嘘をついて繕ってばかりで
きっと前世は詐欺師かまじない師だろう
前世より過去を遡っても恐らく似たようなものだろう

大きな絵のパズルように型にはまった社会のルールがあり
ダメだとわかってはいるが
治りかけた傷痕を掻き毟るほどの愚かなこの恋に溺れたのなら

燃えるようなこの想い じっとしていられないほど俺を熱くさせる
真夏よりも熱い灼熱の想いと相反する淡い夢心地の中に俺はいる

そんな想いを知らないお前とただ触れるだけのキスだけでもできたら
俺の想いは成就して融けて流れていく

燃えるような危険な恋 薄っぺらなプライドしかない俺を熱くさせる
そして今日も沈む夕陽を背に受けて生きていく

お前と比べたら
がらくたように価値のないモノに囲まれた部屋で眠りにつく
価値があるものを探してはみるが何もない

お前だけが俺のすべて



atoさんからの投稿です。