スピッツの歌詞解釈のコーナー

愛のことば by 円


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

夢も希望も持てず、周囲の重圧におびえながら
必死に「優等生」を演じてきた。
でも、もう耐えられない。こんな生活から抜け出したい。

そんな時、偶然同じ悩みをかかえていた君が
現実逃避の旅に出ないかと誘ってくれた。

昔とある映画の舞台にもなっていた、古い遺跡のある国を訪れた。
空気も道路も何もかもが、日本とは違っていた。

こんな体験ができるのは、すべて君のお蔭だ。
君には感謝してもしきれないよ。
土埃が舞うなかで、君とおしゃべりしながら
僕はきちんとお礼を言う機会をずっと探していた。

かつて激しい戦争が行われていた国を訪れた。
空を見上げ、空中戦で命を落としていった兵士たちのことを思った。

空襲の被害にあった街と、そこに住んでいた人々に思いを巡らせた。
僕らと同じ命のある人間なのに、生まれた国が違うだけで
こんなにも苦しまなくてはならないのか…。

逃避目的の旅だったはずなのに、行先で現実を突きつけられた。
この現実を変えることはできないのか?
傷つく人々を、戦争の脅威から守ることはできないのか?
絶望した君は「私たちにそんなことできないよ」と言うけど、
本当にそうなのか?

雲間から一筋の光がこぼれている。
今にも神様が降りてきそうな、神々しさを感じる光景だ。
それを見て「この世界を守りたい」と強く思った。

そう思えるようになったのは、君のお蔭だ。
僕は、旅に出ることで広い世界を見ることができた。
守りたいと思えるような愛しい世界を知った。
僕の悩みなんて、ほんとうにちっぽけなものだとわかった。
全部、君のお蔭だよ。



円さんからの投稿です。