スピッツの歌詞解釈のコーナー

空も飛べるはず by s


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

[幼い微熱を下げられないまま神様の影を恐れて]
 君に恋をしながら、いつか来る法の裁きを恐れていた。

[隠したナイフが似合わない僕をおどけた歌で慰めた]
 嘘をつくのが苦手なのに、自分の過ちを隠そうとしていた。
 そんな僕を、君はいつものようにふざけた様子で慰めてくれた。

[色褪せながらひび割れながら輝くすべを求めて]
 僕の精神は病んでいったが、それでも君と幸せになりたかった。

[君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる]
 でも君と出会えたおかげで更生できそうだ。

[きっと今は自由に空も飛べるはず]
 心の足枷(後ろめたい気持ち)もなくなって空も飛べそうな気分だよ。

[夢を濡らした涙が海原へ流れたらずっとそばで笑っていてほしい]
 誰かの未来を台無しにしてしまった僕の愚行が公になったとしても
 君だけは僕のそばにいてほしい。

[切り札にしてた見えすいた嘘は満月の夜にやぶいた]
 ずっと考えていた捕まった時の言い訳も満月の夜にすててしまった。

[はかなく揺れる髪のにおいで深い眠りから覚めて]
 君と出会ってからそれは間違いだって気づけたから。

[君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる]
 君と出会えたおかげで更生できそうだ。

[きっと今は自由に空も飛べるはず]
 心の足枷(後ろめたい気持ち)もなくなって空も飛べそうな気分だよ。

[ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでもずっとそばで笑っていてほしい]
 凝り固まった考えの人間ばかりがいるこの世界はこんな僕と素敵な君の
 恋を否定するかもしれない。それでも君と一緒にいたい。

[君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる]
 でも君と出会えたおかげで更生できたんだ。

[きっと今は自由に空も飛べるはず]
 心の足枷(後ろめたい気持ち)もなくなって空も飛べそうな気分だよ。

[夢を濡らした涙が海原へ流れたらずっとそばで笑っていてほしい]
 誰かの未来を台無しにしてしまった僕の愚行が公になったとしても
 君だけは僕の味方でいてほしい。




sさんからの投稿です。

  私はこの歌の主人公は犯罪を犯したのではないかと思っています。
  この歌の主人公はどうにか罪を逃れようとしていた。そんな中、"君"と
  出会った。そして"君"に犯罪のことを打ち明けるも"君"はいつもどうり
  無邪気な様子のまま。そんな"君"と暮らしていくうちに自分の過ちに気付
  いた、みたいな歌じゃないかと思っています。

  「俺、この刑務所でたら彼女と結婚するんだ…」的な?