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鈴虫を飼う by 鬼の群れも木陰でうたたね


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

テーマは“進路”
高校を卒業してみんながそれぞれの道に羽ばたいていく。
主人公も特に夢や希望はないけど進学した。
今は満たされない日々を生きている。
そんな主人公が高校の時、仲間達との思い出に浸る。
そんな喪失感を歌った曲。

なぜそこで鈴虫なのか
これは鈴虫の翅多型という特徴から正宗さんはチョイスしたのだと思います。
鈴虫には長翅型と短翅型があって、飛ぶのは長翅型のみ。
長翅型の個体は集団行動をとることがなく、短翅型は同一の場所に止まって繁殖
する。
短翅型の個体群密度が高くなると長翅型が出現し、遠距離を飛んで新たな繁殖場
所を開発する。
これを人に例えて“進路”に置き換えるともの凄くしっくりきます。

短翅型が進路前
長翅型が進路後
新しい場所を求めて旅立っていくわけだ。

歌詞を見ていくと

天使から10個預かって
小さなハネちょっとひろがって

これはよくつるんでいた仲間が10人いて、それぞれの進路に進んでいく。
鈴虫に例えると短翅型が長翅型になっていく様ですね。

膝を抱えながら
色のない窓をながめつつ
もう一度会いたいな
あのときのままの真面目顔

これは今の主人公のこと。
膝を抱える=自分の殻に閉じこもる。
色のない窓をながめつつ=人付き合いのこと。誰に対しても相手に合わせてばか
りの生活を送っている。

前うしろ前転がった
なぜだろうまだ気になった

色々あって時がたったがまだ懐かしむ。

乗り換えする駅で汚れた便器に腰かがめ
そいつが言うように見つけた穴から抜け出して

これがこの曲の主軸になる部分。
乗り換えする駅=これが進路ですね。
人生を電車に例えてみんな乗り換えしていくわけです。
汚れた便器=自分の居場所、自分の落ち着ける場所
そいつ=親や先生
見つけた穴から抜け出して=なんとなく選んだ進路

油で黒ずんだ舗道にへばりついたガムのように
慣らされていく日々にだらしなく笑う俺もいて

この辺りはそのままですね
昔を引きずって今を生きている主人公

鈴虫の夜ゆめうつつの部屋
鈴虫の夜のどぼとけ揺れて
鈴虫の夜ゆめうつつの部屋
鈴虫の夜一人きりゆめうつつの部屋

のどぼとけ揺れて=これは猫の喉鳴らしですね。ゴロゴロ。気持ちいいぞ〜

といった感じで妄想していますがいかがでしょうか。。。




鬼の群れも木陰でうたたねさんからの投稿です。



   
   
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