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なぜ痩せの大食いになってしまうかというと、これには脂肪が関係してきます。
一般的に『脂肪』というと皮下脂肪なんかに見られる白っぽい色をした 白色脂肪細胞のこと指しています。 実は脂肪にはこのほかにもう一つ種類がありまして、それを褐色脂肪細胞と言います。
この褐色脂肪細胞、名前のとおり茶色っぽい色をしており、更に分布している場所が心臓周辺(主に背中側)・腋窩(えきか)・腎臓周辺と限定されています。 ですからあまりお目にかかる事もありません。
白色脂肪細胞は養分の貯蔵をしますが、褐色脂肪細胞というのは全くその逆で、栄養分を分解して熱にするという働きがあります。 かなり個人差がありますが、食後にほんの少し体温が上昇することがあります。 逆に肥満体型の人間は、養分が褐色脂肪細胞よりも白色脂肪細胞にまわるため、あまり体温の上昇がみられません。(ということは、褐色脂肪細胞があまり働かない人は太りやすいということになります。)
『痩せの大食い』と言われる人間は、褐色脂肪細胞の働きが活発なためにいくら食べても、そのほとんどが熱に換ってしまうので、体に脂肪が付かない………つまり、太れないと言う事になってしまうのです。
ちなみに、白色脂肪細胞の量は遺伝によるものが大きいのですが、ある特定の時期の食生活でも大きく左右されるようです。 その時期というのは、胎児(9ヶ月位)・生後12〜15ヶ月・11〜17歳(思春期)と言われています。
つ まり、この時期に余分な栄養を取りすぎると太りやすい体質になるということです。
年頃のお子さんをお持ちの方は十分注意してあげてくださいね。
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