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テクテクPV解釈 (by まみ)

ボクはきのみから生まれた。
名前は・・・わからないけど、僕は生きてる。

あれ?女の子が木の実を取ろうとしてる・・・

「はい」
言葉はわからなくても、渡してあげた。
女の子はとても嬉しそうだった
「ありがとう」
なぜか胸がキュンとした。

一緒に遊んだ。かくれんぼ、お昼寝。
一緒に夜空を見たりもした。

ある日、女の子が、不機嫌そうに来た。
どうしたんだろ?半分泣きかけ。
と、思ったら、僕に帽子をくれた。
嬉しいな。「ありがとう」
女の子は一筋キラリと光るものを流してどこかに行った。

今日も、女の子に会えるかな?
毎日が楽しみで仕方がない。

でも、こない。どうしたんだろ?

雪の日も、雨の日も、待った。
すっと、待った。


でも、こない・・・


なぜか、目からキラリと光るものが落ちた。
悲しいな・・・人の気持ちがわかった様な気がした。


よし、このきのみをあの女の子に持っていこう!!

雨の中。いろんなところを走った。

時には狼に取られそうになった。
でも、なぜか、僕の心に強い何かがあった。


やっと着いた。。。。
窓を覗いてみる。


あ!!女の子だ!!
あれ?その男の子はどうしたの?
花をもらって嬉しそうだね。


もう、きのみはいらないよね。


ボクはここにいるよ。
君の側にずっと。


   
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